世界遺産とお蚕様
上州鐵旅の最後は史跡巡り

2014年に世界遺産に登録された
富岡製糸場の見学です
上信電鉄の上州富岡駅から徒歩で向かいます

この駅は他と比べて随分と綺麗ですね
世界遺産登録に合わせて整備したんでしょうなぁ....補助金で
途中にある『お富ちゃん家』

ここで入場チケットを購入すると
スムーズに入れるとの事ですので購入しちゃいます
喉が渇いたのでお富ちゃん家の向かいにある
自販機コーナーで飲み物を

何やら庇に吊るされている物が
よく見ると空き缶を加工して作成した風車でした
これがまたちょっとの風で良く回るんですよ
これはナイスアイデアもんですゎ
少し進むと道路の突き当りに

目的地らしき建物が見えてきました
こちらが世界遺産『富岡製糸場』の入り口です

そんなに混んではなかったので
チケットの事前購入は必要なかったかも

場内に入ると何やら石碑が

文字数が多すぎて読む気がしなかったですけど
キーストーンに『明治五年』の刻みが

1872年になりますから今から144年前なんですね
こちろがユネスコによる登録認定証の様です

これを手に入れる為に相当な努力をしたんでしょうねぇ
こちらが一番最初に見学する

国宝『東置繭所』
構造は木で骨組みを作り
柱の間にレンガを積んで壁を作る『木骨煉瓦造』
煉瓦の積み方も独特で

横縦を交互に積むフランス積という工法だそうです
2階にある繭の貯蔵所も見学できるというので

入館証を借りて入ってみることに
中に入ると建物の構造がよく解ります

倉庫にしては窓が多いのは
風通しを良くして繭が痛まない様にした為とか
こんな風に袋詰めされた繭が

この倉庫に16㌧も保管されていたそうですよ
東置繭所の対面には西置繭所があります

こちらは現在保存工事中ですが
有料(200円)で工事の様子を見学できるようになってます
こちらの機械は明治の操業開始時に使われていた蒸気エンジン

製糸場の建設を進めたフランス人指導者
ポール・ブリュナがフランスから輸入したことから
『ブリュナエンジン』と呼ばれているそうです
偶然ではありますがこのエンジン
復元されて前の日から公開されたばかりなんだそうです
ちょっとラッキ~
繭を蒸し上げるのに使った蒸気釜

こちらの煙突から煙をモクモクと
吐きあげていたんでしょうなぁ~
こちらは工場のお偉いさんの社宅との事

何気に立派な家ですよ
周辺ではいろいろと発掘作業も

隠し地下室とかが発見されているみたいですよ
西置繭所の1階に戻って内部の見学

こちらでは繭から生糸を繰り出す実演が見学できます
こんな感じに生糸を紡いでいきます

こんなの初めて見ましたよ

数個の繭から細い糸が引き出され

一本の太い糸に紡がれているのがわかりますでしょうか?
糸をたくさん繰り出した繭は

薄くなって中のサナギが透けて見えてます
全ての糸を繰り出すと

こんな感じにサナギがでてくるんです
生糸は更に紡がれて

こんな風に太くなります

けっこう手間のかかる作業なんですねぇ.....
こちらは蚕が繭を作る場所

こんな感じに自分で枠の中に納まるんですね
そしてこちらが生蚕

緑色のは桑の葉から造った人孔飼料
家畜化された昆虫とはまさにこれですな
シルクって......蟲が作るって事を改めて実感しましたょ
次に向かう場所は

『繰糸所』という繭から生糸を作る場所です
この建物の中には

昭和40年代以降に設置された
自動繰糸機が保存されています
中に入るとビニールに養生された機械がズラリ

屋根はトラス構造の梁に支えられているので
中間柱が不要である為広い空間が確保されてます
これが自動繰糸機

館内ではビデオ上映により
その作業工程を知ることが出来ますょ
他にも指導者として日本政府に雇われていた

フランス人のブリュナが家族と暮らしていた住居や
工場で働いていた女工さんが暮らしていた寮など

いろんな建物が見学できます
思っていたより見どころがあって楽しかったですわぁ~
製糸場をあとにして

再び上州富岡駅へ
高崎行きの電車が来るのを

ホームの端でじっと待ちます......
遠くから電車がこちらに向かって

やって来ました来ました
ホワイトタイガー仕様の電車です

群馬サファリパークのラッピング電車ですね
この駅での乗降客は結構多め

ほとんどが観光客なんでしょうけども
のんびりガタゴト電車は走ります

相変わらず揺れは大きめですけども
高崎駅に到着しました

奥の方に12系客車とDE10機関車が見えますね
高崎線のホームに降りる階段で
なにやら焼ける匂いがすると思ったら

信越線を走ってきたD51が入線してましたゎ
この日は『SLレトロ碓氷号』としての運用でしたからね
終着となる横川駅には転車台がありませんので
蒸気機関車はバックで帰ってくるのですよ
最後の高崎線も

残念ながらE231系電車でした
まぁ....グリーン車両はE233系もほとんど変わらないんですけどね
2時間ほどの時間を経て川崎駅に到着です
改札を出てから駅の券売機にて

こちらの切符を購入しましたょ

今度はどこに出かけて散財しましょうかねぇ~





2014年に世界遺産に登録された
富岡製糸場の見学です
上信電鉄の上州富岡駅から徒歩で向かいます

この駅は他と比べて随分と綺麗ですね
世界遺産登録に合わせて整備したんでしょうなぁ....補助金で
途中にある『お富ちゃん家』

ここで入場チケットを購入すると
スムーズに入れるとの事ですので購入しちゃいます
喉が渇いたのでお富ちゃん家の向かいにある
自販機コーナーで飲み物を

何やら庇に吊るされている物が
よく見ると空き缶を加工して作成した風車でした
これがまたちょっとの風で良く回るんですよ
これはナイスアイデアもんですゎ
少し進むと道路の突き当りに

目的地らしき建物が見えてきました
こちらが世界遺産『富岡製糸場』の入り口です

そんなに混んではなかったので
チケットの事前購入は必要なかったかも


場内に入ると何やら石碑が

文字数が多すぎて読む気がしなかったですけど
キーストーンに『明治五年』の刻みが

1872年になりますから今から144年前なんですね
こちろがユネスコによる登録認定証の様です

これを手に入れる為に相当な努力をしたんでしょうねぇ
こちらが一番最初に見学する

国宝『東置繭所』
構造は木で骨組みを作り
柱の間にレンガを積んで壁を作る『木骨煉瓦造』
煉瓦の積み方も独特で

横縦を交互に積むフランス積という工法だそうです
2階にある繭の貯蔵所も見学できるというので

入館証を借りて入ってみることに
中に入ると建物の構造がよく解ります

倉庫にしては窓が多いのは
風通しを良くして繭が痛まない様にした為とか
こんな風に袋詰めされた繭が

この倉庫に16㌧も保管されていたそうですよ
東置繭所の対面には西置繭所があります

こちらは現在保存工事中ですが
有料(200円)で工事の様子を見学できるようになってます
こちらの機械は明治の操業開始時に使われていた蒸気エンジン

製糸場の建設を進めたフランス人指導者
ポール・ブリュナがフランスから輸入したことから
『ブリュナエンジン』と呼ばれているそうです
偶然ではありますがこのエンジン
復元されて前の日から公開されたばかりなんだそうです
ちょっとラッキ~

繭を蒸し上げるのに使った蒸気釜

こちらの煙突から煙をモクモクと
吐きあげていたんでしょうなぁ~
こちらは工場のお偉いさんの社宅との事

何気に立派な家ですよ
周辺ではいろいろと発掘作業も

隠し地下室とかが発見されているみたいですよ
西置繭所の1階に戻って内部の見学

こちらでは繭から生糸を繰り出す実演が見学できます
こんな感じに生糸を紡いでいきます

こんなの初めて見ましたよ


数個の繭から細い糸が引き出され

一本の太い糸に紡がれているのがわかりますでしょうか?
糸をたくさん繰り出した繭は

薄くなって中のサナギが透けて見えてます
全ての糸を繰り出すと

こんな感じにサナギがでてくるんです
生糸は更に紡がれて

こんな風に太くなります

けっこう手間のかかる作業なんですねぇ.....
こちらは蚕が繭を作る場所

こんな感じに自分で枠の中に納まるんですね
そしてこちらが生蚕

緑色のは桑の葉から造った人孔飼料
家畜化された昆虫とはまさにこれですな
シルクって......蟲が作るって事を改めて実感しましたょ
次に向かう場所は

『繰糸所』という繭から生糸を作る場所です
この建物の中には

昭和40年代以降に設置された
自動繰糸機が保存されています
中に入るとビニールに養生された機械がズラリ

屋根はトラス構造の梁に支えられているので
中間柱が不要である為広い空間が確保されてます
これが自動繰糸機

館内ではビデオ上映により
その作業工程を知ることが出来ますょ
他にも指導者として日本政府に雇われていた

フランス人のブリュナが家族と暮らしていた住居や
工場で働いていた女工さんが暮らしていた寮など

いろんな建物が見学できます
思っていたより見どころがあって楽しかったですわぁ~

製糸場をあとにして

再び上州富岡駅へ
高崎行きの電車が来るのを

ホームの端でじっと待ちます......
遠くから電車がこちらに向かって

やって来ました来ました
ホワイトタイガー仕様の電車です

群馬サファリパークのラッピング電車ですね
この駅での乗降客は結構多め

ほとんどが観光客なんでしょうけども
のんびりガタゴト電車は走ります

相変わらず揺れは大きめですけども
高崎駅に到着しました

奥の方に12系客車とDE10機関車が見えますね
高崎線のホームに降りる階段で
なにやら焼ける匂いがすると思ったら

信越線を走ってきたD51が入線してましたゎ
この日は『SLレトロ碓氷号』としての運用でしたからね
終着となる横川駅には転車台がありませんので
蒸気機関車はバックで帰ってくるのですよ
最後の高崎線も

残念ながらE231系電車でした

まぁ....グリーン車両はE233系もほとんど変わらないんですけどね
2時間ほどの時間を経て川崎駅に到着です
改札を出てから駅の券売機にて

こちらの切符を購入しましたょ


今度はどこに出かけて散財しましょうかねぇ~





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コメントの投稿
Re: pinkberry*さん
おはようございます
(〃´▽`)ノシ
富岡製糸場に興味でました?
できれば下仁田葱とのセット旅行がオススメですよ
青春18切符は皆さん勘違いするんですよねぇ
ちゃんと誰でも使えますし
使い方によってはとってもお得なんですよ
発売期間と試用期間が限定されますので
その辺だけ間違えぬ様に
( ´ ▽ ` )ノ
(〃´▽`)ノシ
富岡製糸場に興味でました?
できれば下仁田葱とのセット旅行がオススメですよ
青春18切符は皆さん勘違いするんですよねぇ
ちゃんと誰でも使えますし
使い方によってはとってもお得なんですよ
発売期間と試用期間が限定されますので
その辺だけ間違えぬ様に
( ´ ▽ ` )ノ
No title
さすが、とださん ♪
すごーくわかりやすくて、
富岡製糸場に興味がわきました!
あたし、最近まで、青春18きっぷは
18歳まで限定だと思ってたの(*/ェ\*) ィヤン
やっぱり大人でも買えるんですね!
次はどちらへ旅するのかなぁ?
楽しみにしてますね♪♪(*´▽`*)ノ゙
すごーくわかりやすくて、
富岡製糸場に興味がわきました!
あたし、最近まで、青春18きっぷは
18歳まで限定だと思ってたの(*/ェ\*) ィヤン
やっぱり大人でも買えるんですね!
次はどちらへ旅するのかなぁ?
楽しみにしてますね♪♪(*´▽`*)ノ゙